中古で購入しリフォームしたマンションを、なるべく良い条件で売却できればと思っています。

【お客様の背景】
売買の別：マンションの売却
氏名：D・K様
年代：50代
職業：自営業
お住まいの地域：埼玉県
ご相談の地域：北九州市小倉南区
売却理由：お住替え
お問い合わせ方法：ホームぺージ
売却方法：仲介

【ご相談内容】
現在の仕事の都合で北九州市内に暮らしていますが、以前から所有している関東圏の住まいへ将来的に戻ることを考えるようになりました。そのため、今住んでいる小倉南区のマンションを売却したいと検討しています。もともと中古で購入した物件で、建物は築30年を超えています。12年前の入居時にキッチンやバスルームの交換、フローリングや扉まわりの内装工事などに費用をかけて整備しました。敷地内には車が1台分停められる分譲駐車場を持っています。これまでの投資もあり、なるべく高値での売却を希望しております。一度、査定をお願いできないでしょうか。

【ご提案した解決策】
実際に物件を拝見したところ、リフォームからおよそ12年が経過していたものの、水まわりの設備は現在も十分に使える状態で、室内も丁寧に手入れされていました。床材や建具に大きな傷みはなく、買主様にとっても初期費用の少ない魅力的な住まいと感じました。
市場の成約実績やエリアの需給状況をもとに査定額をご提示し、ご希望に沿ってまずはやや強気の価格で仲介販売をスタートしました。ただ、相場より高めだったため、最初の4～5カ月は内見や反響が得られませんでした。そこで、再度価格の見直しをご提案し、査定価格に近い設定へ変更したところ、すぐに購入希望の方が現れ、無事に契約に至りました。

【担当営業として大切にしたポイント】
売主様としては、これまでのご出費を考えると少しでも高く売りたいというお気持ちがあるのは当然のことです。ただ、買主側もネットを通じて市場価格を把握している今の時代では、相場からかけ離れた金額では問合せ自体が敬遠される傾向にあります。そのため、最終的にはエリアの需給バランスや過去の成約データを踏まえた上で、現実的な価格帯を見極めることが、売却成功の鍵になると考えています。