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独身でも住宅ローンは組める!審査で重視される項目を解説【前編】

はじめに

こんにちは、エステートプランです!

近年、ファミリー層だけでなく独身の方が住宅ローンを組むケースが増えています。将来への資産形成として住宅を購入する方が増えたことや、単身世帯の増加がその背景にあります。
「独身だと住宅ローンの審査が厳しいのでは?」と不安を感じる方もいるかもしれませんが、独身であることだけを理由に審査が不利になることはありません。
この記事では、住宅ローン審査で重視される項目をわかりやすく解説します。

住宅ローン審査で重視される項目とは

国土交通省の「民間住宅ローンの実態に関する調査(令和6年度)」によると、9割以上の金融機関が融資の際に考慮すると回答した審査項目は以下のとおりです。

審査項目と考慮すると回答した機関の割合
完済時年齢 98.4%
借入時年齢 96.0%
健康状態 95.1%
年収 93.4%
勤続年数 93.2%
担保評価 90.5%
返済負担率 90.3%

一方、「家族構成」を審査項目として挙げた機関は33.9%、「性別」は22.3%にとどまっています。審査で重視されるのは年齢や返済能力であり、独身かどうかはほとんど関係ないことがわかります。

各審査項目のポイント

完済時年齢

約98%の金融機関が重視する項目です。多くの金融機関が「80歳未満での完済」を基準としており、借入時の年齢が高いと返済期間や融資額が制限されるなど、審査上不利になる可能性があります。できるだけ早めに検討を始めることをおすすめします。

年収

年収は住宅ローン審査の重要な項目のひとつですが、単純な年収の金額よりも返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)で判断されます。
返済負担率の計算式は以下のとおりです。
年間返済額 ÷ 年収 × 100 = 返済負担率(%)
一般的に無理のない返済負担率の目安は25%以下とされています。たとえば年収400万円の場合、年間返済額の目安は「400万円×25%=100万円」となります。
ただし30%以上でも認めている金融機関は多く、基準は金融機関によって異なります。
注意したいのは、年間返済額には住宅ローン以外の借入も含まれる点です。
自動車ローン・教育ローン・クレジットカードのリボ払いやキャッシング、さらに奨学金なども合算されます。たとえば年間返済額の上限が100万円の方がマイカーローンで年30万円返済中の場合、住宅ローンの年間返済額は70万円が上限となります。

勤続年数

安定した返済能力があるかどうかの判断基準のひとつが勤続年数です。同調査によると、審査に必要な勤続年数を「1年以上」と回答した金融機関が全体の59%を占め、次いで「3年以上」が18%、「2年以上」が5%と続きます。住宅ローンの申し込みは、少なくとも勤務して1年以上経過してから行うことをおすすめします。

健康状態

長期間にわたって安定した収入を維持できるかを見極めるために、健康状態が重視されます。また多くの金融機関では、住宅ローン利用の条件として団体信用生命保険(団信)への加入を義務付けています。団信とは、住宅ローンの返済中に万が一のことがあった場合に、保険会社が残債を肩代わりする保険です。健康上の理由で団信に加入できない場合は、住宅ローンを利用できないケースがあります。
なお、フラット35については団信への加入が条件とされていないため、健康状態に不安がある方はこの制度も選択肢のひとつとして検討する価値があります。

担保評価

担保評価とは、購入する住宅そのものの金銭的な価値のことです。万が一返済が困難になった場合、住宅を担保として債務を解消することになるため、物件の価値が重視されます。
担保評価が低すぎると審査に通らないこともあります。特に再建築不可物件や違法建築物件は審査を通過することがほぼ困難です。中古物件を購入する際は、物件の適法性を事前にしっかり確認しておきましょう。

次回【後編】では、独身で住宅ローンを組んだ後に結婚した場合の注意点について詳しく解説します。

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