実家が3年程空き家で老朽化が進んでいます。売却時、更地にすべきかも含め相談したいです。
【お客様の背景】
売買の別:戸建の売却
氏名:M・J様
年代:50代
ご職業:会社員
お住まいの地域:北九州市八幡西区
ご相談の地域:直方市植木
売却理由:相続
お問い合わせ方法:ホームぺージ
売却方法:仲介
【ご相談内容】
両親が暮らしていた実家が、現在は利用されていないため売却を検討しています。ここ3年ほどは空き家の状態で、時折様子を見に行っていましたが、これからの維持管理を考えると負担が大きく、処分することを決めました。築35年以上経っており、大きな修繕やリフォームは行っていませんが、設備自体はまだ使用できる状況です。ただ、老朽化も進んでいるため、更地にして土地として売却すべきかどうかも含めて相談したいと考えています。
【ご提案した解決策】
築35年以上経過しているとはいえ、建物は十分活用可能な状態でした。そのため、解体せず現況のままで販売する方法をご提案しました。
確かに更地を望む購入者もいますが、直方市の対象地の隣にはすでに空地がある状況でしたので、取り壊して売地にしてもすぐに成約に至る可能性は高くないと判断しました。逆に、建物が残っていることで、住居用だけでなく、セカンドハウスや物置、倉庫といった多様な用途を検討する方が出てきます。
解体してしまうと新築用地にしか使えず、加えて解体費用の負担も発生します。そのため、余計なコストをかけず、幅広い需要に対応できるよう、建物を残して販売する方法を推奨しました。
【担当営業として大切にしたポイント】
築年数が古い物件でも、同じ直方市で築35年前後の住宅が建物付きで成約した事例をご紹介し、売主様の不安を和らげられるよう配慮しました。「古いから売れない」と決めつけず、実際の成功例を踏まえて前向きに検討いただけるよう、分かりやすく丁寧な説明を心がけました。