転勤により自宅を売却予定です。残債があるため、完済できる金額で売却したいと考えています。
【お客様の背景】
売買の別:戸建の売却
氏名:J・N様
年代:50代
ご職業:会社員
お住まいの地域:大阪市
ご相談の地域:直方市大字頓野
売却理由:お住替え
お問い合わせ方法:ホームぺージ
売却方法:買取
【ご相談内容】
1年ほど前に配偶者と別れ、現在は一人で暮らしていましたが、来年度に勤務地が変わることになり、自宅の売却を検討するようになりました。ただし、住宅ローンの返済がまだ残っており、売却でその支払いを賄えるのかどうかに不安があります。いろいろ調べてみると、家を売る際にはローンを完済する必要があることを知り、実際に売却金額で全額返済できるか心配しています。すでに新しい職場への異動時期が決まっており、次の住まいの賃料とローンを同時に支払うような状況は避けたいと思っています。そのため、できる限りスムーズに売却できる方法を知りたく、ご相談させていただきました。
【ご提案した解決策】
お住まいをローンで購入された方からは、残債についての不安やご相談をよくいただきます。原則として、住宅を売る際にはローンを完済することが条件となっており、売却価格が残債を下回る場合には、不足分の自己負担が必要となります。そのため、現在のローン残高と売却相場をしっかりと比較・検討しておくことが不可欠です。
今回ご相談いただいたお客様も、残っているローンの額に対して査定価格の方が低かったため、不足分をどうするかが課題となりました。そこで、売却にかかる費用や精算に必要な金額を明確にしたうえでご提示し、結果的に無担保型のローンを利用して差額を補填する形となりました。
また、引っ越し後の支払いが二重にならないよう、私たちで物件を直接購入させていただくご提案をし、引越しの翌日に契約を完了するスケジュールで対応しました。こうした流れにより、安心して新生活を始めていただくことができました。
【担当営業として大切にしたポイント】
住宅ローンの残債と査定額とのバランスを丁寧に確認し、売却の方法として「仲介」と「直接買取」の2つの選択肢を用意しました。それぞれのケースでどのくらいの資金調整が必要になるかを分かりやすく説明し、お客様が納得のうえで判断できるように努めました。さらに、不足分を補うための金融機関とのやり取りもサポートし、借入の手続きまでスムーズに進められるようお手伝いしました。