空き家になった家の管理が難しくなってきました。築古で傾きもあり、解体費用が高額なため、現状のまま手放せる方法を模索しています。
【お客様の背景】
売買の別:戸建の売却
氏名:M・S様
年代:70代
ご職業:年金受給者
お住まいの地域:行橋市中津熊
ご相談の地域:京都郡みやこ町
売却理由:相続
お問い合わせ方法:ホームぺージ
売却方法:買取
【ご相談内容】
数年前に亡くなった夫が所有していた一戸建てが、現在空き家となっています。夫の死後に別の場所へ転居し、それ以来、月に数回ほど様子を見に通っていました。しかし、自分自身も年齢を重ね、車での移動が次第に難しくなってきたため、そろそろ手放す時期ではないかと感じています。住宅自体は築年数が経過しており、過去の地震で傾きも出ています。解体も視野に入れましたが、解体費が高額だったため、現状のまま手放せる方法を探していました。何社か相談しましたが、「取扱が難しい」と言われ、困っていたところです。
【ご提案した解決策】
現地にて調査を行ったところ、敷地面積は約135坪と広く、土地としては大変魅力があるものでした。ただし、接道部分が私道であり、個人所有のため注意が必要でした。また、建物に関しては、水道管が過去に破裂しており、その修理時にボイラーが取り外されたことで浴室が使えない状態でした。建物自体もゆがみがあり、開閉しづらい扉なども見受けられました。こうした状況ではありましたが、一定の修繕を行えば利用可能と判断し、建物を壊さずそのままの状態での買取をご提案しました。売主様は「売却は難しいだろう」と半ば諦めていたため、弊社の提案には驚かれつつもご安心いただき、最終的にはそのままの形での売却が成立しました。これにより、遠方から通う手間や物件管理の負担から解放され、安心されたご様子でした。
【担当営業として大切にしたポイント】
「もう解体しかない」と思い込んでおられたお客様に対して、現実的で前向きな選択肢を提示することを大切にしました。他社で断られていた背景を踏まえ、可能性を最大限引き出せるよう努め、安心して任せていただけるよう丁寧に対応しました。