3階建ての家は売れにくい?理由と売却を成功させるコツを解説
はじめに
こんにちは!エステートプランです。
「3階建ての家は売れないと聞いたけれど、本当だろうか」と不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
物件の条件によっては、3階建ての家は平屋や2階建てと比べて購入希望者が限られる場合があります。しかし、物件の特徴を正しく理解し、適切な対策を取ることで、スムーズな売却につなげられる可能性があります。
今回は、3階建ての家の特徴や売れにくい理由、売却を成功させるコツをわかりやすく解説します。

3階建ての家の特徴
3階建ての家には、平屋や2階建てとは異なる独自の特徴があります。売却前にこれらの特徴を把握しておくことが、スムーズな売却活動の第一歩となります。
① 限られた敷地でも床面積を確保しやすい
地価が高いエリアでは広い土地の確保が難しいため、限られた敷地を有効活用する手段として3階建てが選ばれるケースが多くあります。階数を増やすことで床面積を確保しやすくなるため、限られた敷地でも広い居住空間を実現できる場合があります。
② 都市部では利便性の高い物件もある
都市部では、限られた敷地を有効活用するために3階建て住宅が建てられることがあります。駅や商業施設に近い物件であれば、交通や買い物の利便性をアピールできる点が魅力です。ただし、立地条件は物件ごとに異なります。売却時には、最寄り駅までの距離や周辺施設など、その物件ならではの利点を具体的に伝えることが大切です。
③ 各階で用途を分けやすい
フロアが3つに分かれているため、空間を目的ごとに使い分けやすいのが3階建ての特徴です。間取りによっては、生活空間を分けてプライバシーを確保しやすく、二世帯での暮らしにも活用できます。
3階建てが売れにくいといわれる理由
3階建ての家が売れにくいのには、買主が抱きやすい具体的な不安や懸念があります。それぞれの理由を理解することで、適切な対策を取ることができます。
① 階段の上り下りが多い
3階建ての家で懸念されやすい点の一つが、階段移動の多さです。足腰に不安がある方や、小さなお子さんを抱えて階段を移動する子育て世帯にとっては、負担に感じられることがあります。
また、間取りによっては洗濯機のある階と物干し場・収納場所が異なるフロアになるなど、家事動線が複雑になりやすい点も懸念されます。
② フロアごとの使い勝手が悪い
各階で用途を分けやすい反面、建築時のこだわりや用途が強く反映された間取りは、異なるライフスタイルの買主にとって使いにくいと感じられる場合があります。たとえば、二世帯住宅向けに設けられた2つのキッチンやバスルームは、核家族世帯には不要な設備となってしまうケースもあります。
③ 耐震性への不安
3階建ての家は、建物の高さや構造について不安を感じる購入希望者もいます。実際の耐震性は、建築時期や構造、設計、劣化状況などによって異なるため、建物の状態を確認することが大切です。
④ メンテナンス費用が高くなりやすい
外壁塗装や屋根の補修などでは、高所での作業に足場が必要となる場合があり、工事費用がかさむことがあります。そのため、将来的なメンテナンス費用を懸念する買主もいます。
⑤ 駐車スペースが確保しにくい
3階建ての家の中には、限られた敷地に建てられ、駐車スペースに余裕がない物件もあります。駐車できる台数や車の出し入れのしやすさは、車を所有する購入希望者にとって、購入を判断する際のポイントになります。

3階建てをスムーズに売却するコツ
買主の不安を解消し、物件の魅力を正しく伝えることが、3階建て物件の売却を成功させるカギです。以下のコツを参考にしながら、売却活動を進めてみましょう。
① 実際に住んでいるからこそわかる情報を伝える
間取りやデザインのこだわりは、その理由とあわせて不動産会社の担当者に共有しておきましょう。こだわりのある設計でも、ターゲットを絞って魅力を伝えることで、「まさに探していた物件」と感じる買主のニーズに合致する可能性があります。
また、周辺環境の利便性や生活情報など、実際に住んでいるからこそわかる情報も積極的に伝えることで、買主への訴求力が高まります。
② ホームエレベーターや階段昇降機の設置可能性を調べる
階段移動への不安を解消するために、ホームエレベーターや階段昇降機の設置が可能かどうかを事前に調べておく方法もあります。ただし、建物の構造やスペースなどによって設置できない場合もあるため、専門業者などに確認しておきましょう。設置の可否を購入希望者に説明できれば、購入を検討する際の判断材料になります。
③ 必要に応じて耐震診断を検討する
購入希望者の耐震性への不安を軽減するために、耐震診断を受ける方法もあります。耐震診断では、建築士などの専門家が建物の構造や劣化状況などを調査し、耐震性能を評価します。診断結果は、購入希望者に建物の状態を説明する際の参考になります。
ただし、耐震診断には費用がかかるため、建築時期や建物の状態、売却への影響などを踏まえて、実施するかどうかを検討しましょう。費用は建物の構造や規模、図面の有無、診断方法などによって異なるため、実施を検討する際は専門家に見積もりを依頼することをおすすめします。
④ 信頼できる不動産会社を選ぶ
3階建ての売却では、階段の配置や家事動線、駐車スペースなど、物件ごとの特徴を踏まえた販売戦略が重要です。戸建て住宅の売却実績があり、物件の魅力や懸念点を把握したうえで販売方法を提案できる不動産会社を選びましょう。物件の特徴や懸念点を把握している担当者であれば、購入希望者からの質問にも対応しやすくなります。
複数の不動産会社に査定を依頼し、査定額だけでなく、査定額の説明内容や販売戦略、担当者の対応などを比較して、信頼できる会社を選びましょう。
仲介以外の選択肢も検討する
仲介売却がうまく進まない場合でも、ほかの選択肢があります。状況に応じて柔軟に方法を検討することが大切です。
不動産会社による買取
仲介でなかなか買主が見つからない場合は、不動産会社に直接売却する「買取」も有効な選択肢です。買取価格は仲介での市場価格より低くなる傾向がありますが、早期の現金化を希望する方には向いています。
賃貸として活用する
売却が難しい場合は、賃貸物件として活用する方法もあります。ただし、賃貸需要や想定家賃、管理・修繕にかかる費用などを確認し、収支を見込めるか検討することが大切です。将来的に売却する可能性がある場合は、賃貸に出すことによる売却価格や売却条件への影響も踏まえて判断しましょう。
まとめ
3階建ての家は、限られた敷地でも広い居住空間を確保しやすい一方、階段の上り下りや家事動線、メンテナンス費用などが購入希望者の懸念につながることがあります。
売却を成功させるためには、住んでいるからこそわかる物件の魅力を不動産会社に伝え、購入希望者の不安を解消できるように販売活動を進めることが大切です。必要に応じて耐震診断を検討したり、物件の特徴に合った販売戦略を提案できる不動産会社を選んだりすることも有効です。
仲介で売却が進まない場合は、不動産会社による買取や賃貸活用も選択肢になります。それぞれのメリットや費用を比較し、自分の状況に合った方法を検討しましょう。

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