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不動産売却物語

Vol.417
直方店
資産整理や終活

自然あふれる地区の家、売却の進め方を教えてほしい

【お客様の背景】

売買の別:売却
氏名:K・H様
年代:70代
ご職業:年金受給者
お住まいの地域:飯塚市
ご相談の地域:飯塚市
売却理由:資産処分
お問い合わせ方法:チラシ
売却方法:仲介

【ご相談内容】

年齢を重ねるにつれて、家の管理がだんだん大変になりました。以前から売却を考えてはいたものの、ついつい先延ばしにしていたのですが、体力や将来のことを考え、この度決断するに至りました。
ポスティングのチラシを見て相談の電話を入れた次第です。相談したいのは、自然に囲まれた立地のこの家が中古市場でどの程度の需要があるのか、設備や外観に手を入れるべきかどうか、修繕費はどれくらい負担する必要があるのか、販売の流れはどのようになるのか、という点です。売却は初めてなので、進め方の全体像をわかりやすく教えてほしいと考えています。

【ご提案した解決策】

現地確認では、建物の状態・設備の稼働状況・敷地の使い勝手を一つずつ見ながら、売主様がご準備くださった図面や登記事項証明書、税金関係の資料と照らし合わせて情報を整理しました。
物件の特徴や維持状況を踏まえ、売却活動に影響する要素(老朽度・設備更新・立地特性など)を総合的に評価し、販売計画の方向性を定めていきました。
今回の住宅は2000年代初頭に建築されたもので、敷地に余裕があり、周囲も自然が残る穏やかな環境から、一定の反響が期待できると判断。売主様と検討した結果、まずは仲介で市場に出し、反応を見ながら必要に応じて軽微な補修を行う方針となりました。

販売開始にあたり、物件写真の撮影や状態報告書の整備を行い、購入検討者が判断しやすい情報を整えて広告をスタートしました。

【担当営業として大切にしたポイント】

お話を伺う際には、売主様が抱えている不安や希望、譲れない条件などを丁寧に伺い、「できること」「難しいこと」を明確にお伝えする姿勢を大切にしました。
査定や提案の根拠は、現地での実査と市場データに基づいて説明し、期待と現実のバランスを踏まえたうえで実現可能な価格設定と販売戦略を構築しました。
また、自然環境に近い立地に特有の管理ポイント(植栽の手入れ、雨風の影響、排水環境など)についても分かりやすく整理し、必要な補修は優先度をつけてご説明。
最終的には、仲介と買取それぞれの特徴(期間、手間、想定売却額)を比較できるように提示し、納得して意思決定していただけるようサポートしました。

この記事の著者

直方店河島 篤樹

お客様がどんなことでも気軽に尋ねることができる営業を心掛けています。
不動産取引は、完了して終わりではなく、縁の始まりだと思っています。
お気軽にお声掛けください。

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