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社長ブログ

パートさん絶賛募集中!

最近パートさんが辞めたため、新たなパートスタッフを募集することになりインディードの無償掲載を始めた。もうかれこれ2週間経つが、一切応募がないため、関連の担当者に連絡をとったところ、すぐに来店してくれた。パートさん募集もわりと急ぎではあるが、それより担当のTさんの在り方にとても関心したので少し綴ってみることにする。

陰口を叩かないこと

彼の勧めで有償の別媒体にてパートさん募集をすることになった。掲載するにあたり御社の魅力を伝える必要性があります、と彼。続けて、例えば他社ですと「最近皆でバーベQをしました」だとか「ランチを一緒に行くほど仲が良いです」だとか、御社でアピールできることはないですか?と質問された。私の脳裏に浮かんだ回答は、スタッフが「陰口、悪口を言わないこと」だった。自分の言葉を瞬間的に俯瞰すると同時に彼のちょっと困った表情を見て、御社の媒体でそのキャッチコピーは使えないでしょ?と私は笑って言った。そんな不可解な回答に対して、意外にも彼は予想外の反応を返してきた。真面目な顔で、それって当社の問題の一つかもしれませんし、どこにでもある話なかもしれませんが、陰口どころではなく派閥化しています。

今、私自身を振り返ってみたのですが、最近、同僚と2人で呑んだ時に、彼の後輩に対しての不満や愚痴を聴いているうちに、話を合わせていた自分に気がつきました。そうありたくないと思っているのに、知らず知らずのうちにマイナス的な会話になっていました。

これを聞いて、彼はとても優秀だと私は思った。凡人は、人の悪いところを発見することに長けているが、彼は即、恐れず自己分析を行った。恐れず、という言葉を選ぶことには意味がある。内観して自己分析することは、時に自信を失う程のダメージを与えかねないものだからだ。陰口や愚痴を言わないことは、やってみるとわかることだが、なかなか難しい。むしろ、飲み会やら井戸端会議の会話で、そこにいない第三者の事を話題にしていることがやたら多くはないだろうか?

自己肯定感が低い人ほど、その傾向は強くなる。私自身も昔からその傾向が強かったので、ある時勇気を出してその場にいない人については、絶対に口にしないと決めた。まあこれが結構大変で、始めた頃は友人との会話が続かない程だった。(笑)自分がどれだけ第三者を頭の中心に置いて、無駄な時間とエネルギーを使ってきたかを悟ったのだった。

陰口は、人の信頼を失うことにつながる。話した相手は、自分がいない時には、自身の陰口を叩かれているのではないか?と思うようになり、結局は、自分が信用されなくなる。

成長の先にある自己承認

彼に興味を持ち話を伺ったところ、全国約1000人いる営業マンのなかで全国トップにもなったことがあるらしい。新卒で入社した会社では半年間の営業で結果を出せず、解雇されたそうで、それ以後は自信を持ちたいがために、自己承認の闘いをしてきているようだ。彼の感受性の強さは、きっと己と、営業で多くの人たちと向き合ってきた結果なのだろう。まだ、彼は自己承認ができず、成果がきっと自分を認めさせてくれると思い、優秀な成績を追い続けているようだ。しかし、彼の聴く力と内観する勇気は天晴れだと私は彼を認めている。

彼はどうやって当社のアピールポイントを記事にしてくれるのかとても楽しみである。しかし、私はそういう意味でパートさんに対しても厳しいのかもしれない。

以前辞めていった、パートさんの言葉が印象的だった。今まで、他社ではいじめや嫌がらせにあったこともあるがここにはそれがない。嫌がらせに対しては、楽ではないが、怒りで相手を嫌い、愚痴を誰かに話して辞職すればそれで終わる。ここでは、自分が変わることを自然に強いられることで、成長できない自分に対しての自己嫌悪に苛まれるらしい。

私の独りよがりかもしれないが、スタッフたちはかなりきつそうだが、それぞれの課題を少しづつ乗り越えて自己成長を遂げており、表面的な仲良しを演じるのではなく、本気で自分と向き合って、自分の役割に徹していると思う。

こんな会社だが、一緒に働いてくれる方がいたら是非、お声かけいただきたい。

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