住み替えの不動産会社選びのポイント
はじめに
こんにちは、エステートプランです!
住み替えでは、自宅の「売却」と新たな住まいの「購入」という2つの取引が発生します。その際、売却と購入の両方を同じ不動産会社に依頼すべきか、それとも別々の会社に依頼した方がよいのか、迷う方も少なくありません。この記事では、住み替え時に同じ不動産会社に依頼する場合のメリットとデメリット、そして別々の会社に依頼しても問題が起きにくいケースについて解説します。

住み替えに同じ不動産会社をおすすめする理由
現在の住まいを売却し、新しい住まいを購入して引っ越す「住み替え」。
この際、旧居の「売却」と新居の「購入」をそれぞれ別の不動産会社に依頼することもありますが、両方を同じ不動産会社に任せることをおすすめします。
その理由は、スケジュールの調整や資金計画の立案を一括して行えるため、手続き全体がスムーズに進むからです。
住み替えでは、多くの場合、旧居の売却代金を新居の購入資金に充てるか、あるいは「住み替えローン」を利用して購入を進めます。そのため、旧居の売却と新居の購入のタイミングをしっかり合わせる必要があります。
同じ不動産会社に依頼すれば、資金計画の相談や住宅ローンの手続き、必要書類の提出先も一本化でき、手間や時間を大幅に減らすことが可能です。
また、新居の購入までに確実に旧居の売却先を見つけることも重要です。売買は相手がいて成立するため、希望通りのタイミングで売却できるとは限りません。
そうしたリスクに備え、「買取保証」を利用する場合も、売却スケジュールや価格の調整を含め、同じ不動産会社であれば柔軟に対応しやすくなります。
ただし、買取保証のサービスはすべての不動産会社で提供されているわけではないため、利用を検討する際には必ず対応の有無を確認し、契約条件や詳細内容をしっかり確認しましょう。
※買取保証とは
あらかじめ設定された期限内に不動産が売却できなかった場合、不動産会社が直接物件を買い取るサービスです。
買い取り価格は一般的に、市場の売却相場のおおよそ7割程度となることが多いです。

住み替え時の売却と購入を同じ不動産会社に依頼するデメリット
不動産会社ごとに得意な物件や対応エリアは異なります。
特に売却と購入でエリアが異なる場合、ひとつの不動産会社が両方の地域に詳しいとは限りません。離れたエリアでは情報や顧客、実績が十分でないことも考えられます。
そのため、売却は売却物件のあるエリアの不動産会社に、購入は購入物件のあるエリアの不動産会社にそれぞれ依頼したほうがよい場合もあります。
住み替えで売却と購入を同じ不動産会社に依頼しなくてもいい場合
売却と購入の時期がずれていたり、間に期間が空いている場合は、同じ不動産会社に依頼しなくても大きな支障はありません。
• 新居を購入して引っ越した後に、旧居をゆっくり売却する場合
• 賃貸や実家などに一時的に住みながら、旧居をじっくり売却する場合
• 旧居の売却に明確な期限がなく、売却代金を新居の購入資金に充てる必要がない場合
これらの状況では、売却と購入のタイミングを揃える必要がないため、それぞれ別の不動産会社に依頼しても問題ありません。
まとめ
住み替えの際は、同じ不動産会社に依頼することでスケジュール管理や資金計画がスムーズに進みやすく、住宅ローンの手続きや必要書類の準備・提出も一か所で済むため、手間を軽減できます。
ただし、売却物件と購入物件のエリアが異なる場合や、「新居に引っ越してから時間をかけて売却する」など、売却から購入まで期間が空いている場合は、同じ不動産会社に依頼しなくても問題ありません。

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