土地の売却、お隣の方が購入するメリットとは?
目次
はじめに
こんにちは、エステートプランです!
土地を売却する際は、まずお隣の方に声をかけてみることをおすすめします。
隣接地の所有者に売却することで、売主・買主の双方に多くのメリットがあるためです。
実際に、最初にお隣に相談したことでスムーズに売却が決まったケースもあります。
今回は、隣接地の方への土地売却について詳しく解説します。
売主・買主それぞれのメリットに加え、売却時に押さえておきたい注意点もあわせてご紹介します。

土地売却ではまず隣人に声をかけるのがおすすめ
土地を売却しようと考えたとき、すぐに広く買い手を募集するのではなく、まずは隣接する土地の所有者、つまりお隣さんに声をかけてみることをおすすめします。
もともと顔見知りの相手であれば、お互いに安心感があり、買主探しにかかる手間や時間を省けるため、売却がスムーズに進む可能性が高まります。
また、昔から「隣の土地は借金してでも買え」と言われるように、隣接地を購入することには隣人側にも大きなメリットがあります。そのため、場合によっては通常よりも高値で売却できることもあるのです。
隣人が隣接地を購入するメリットとは?
隣接する土地を購入すれば、隣人にとっては自身の敷地が広がります。
敷地が広がることで、建物の増築や建て替えがしやすくなるだけでなく、駐車場や家庭菜園の設置、さらにはアパートやマンションの建設など、土地の活用方法も大きく広がります。
また、もともと狭小だったり、形がいびつで使いづらかった土地も、隣地を取得することで面積が広がり形状が整い、使い勝手が良くなることがあります。
その結果、土地の資産価値が向上し、将来的に売却する際にも有利に働く可能性があります。
さらに、隣地を第三者に売却したことで新たな住人とのトラブルが発生するリスクも、自分で買い取れば避けられます。
このように隣地の取得には隣人に多くのメリットがあり、それが売却のスムーズさや価格の上昇につながる可能性もあります。

隣人へ土地を売却する際の注意点
隣人に土地を売却する際は、トラブルを防ぐために、以下のポイントに注意しましょう。
しつこくならないように注意する
「できれば隣人に土地を売りたい」と考えていても、あまり強く勧めすぎるのは避けましょう。
売却したい気持ちを強く伝えすぎると、安価な価格での交渉を持ちかけられるリスクがありますし、しつこくなりすぎると隣人との関係が悪化する恐れもあります。
隣人があまり興味を示さなかったり、購入の必要性がなさそうな場合は、早めに気持ちを切り替えて別の買い手を探すことをおすすめします。
不動産会社のサポートを活用する
個人間での不動産売買はトラブルが起こりやすいため、売却先が決まっている場合でも不動産会社のサポートを利用することをおすすめします。
価格交渉や細かな条件調整、契約書の作成、登記やローン手続きなど、不動産売却には専門的な知識や手続きが必要な場面が多くあります。
土地の売却は金銭が関わるため、トラブルが起こりやすい傾向があります。
仲介手数料はかかりますが、不動産の専門家である不動産会社に仲介を依頼することで、トラブルの発生を防ぎやすくなります。
最初は売却価格の話を控える
隣人に土地売却の話を切り出すと、「価格はいくらですか?」と尋ねられることが多いですが、初めの段階では具体的な金額を伝えないほうがよいでしょう。
最初に価格を示してしまうと、その数字が基準となってしまい、それ以上の価格での売却が難しくなる場合があります。
具体的な価格提示や細かい条件の交渉は、不動産会社に任せることをおすすめします。
まとめ
土地を売却する際は、まず隣人に相談するのがおすすめ
親しい隣人に土地を売ることができれば、売却手続きがスムーズに進み、早期に取引が成立することが期待できます。
また、隣接する土地を購入することは隣人にとっても大きなメリットとなるため、通常より高い価格で売却できる可能性もあります。
隣人が地続きの土地を購入するメリット
隣接する土地を購入することで、自分の所有地が広がり、さまざまな活用方法が可能になります。
狭かったり形がいびつだった土地も、広く整形されることで使いやすくなるだけでなく、不動産の評価が上がる可能性もあります。
隣人に土地を売る際の注意点
隣人への土地売却には双方にメリットがありますが、売りたい気持ちを強く押し付けすぎると、安い価格での交渉につながったり、隣人との関係が悪化したりする恐れがあります。
トラブルを避けるためにも、仲介手数料はかかりますが、不動産会社に依頼して細かな条件交渉や契約手続きをサポートしてもらうことをおすすめします。

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