家を売却するならリフォームしてから？

はじめに

こんにちは、エステートプランです！

「家を売るときは、きちんとリフォームすれば、高く売れるかもしれない！」
そう思われる方が多いかもしれませんが、売却前のリフォームはちょっと待ってください！

無理にリフォームする必要がない場合もあります。
今回は、家を売る前のリフォームの必要性についてのお話です。

リフォームが必要なケース、リフォームが必要な箇所、不要なケースなどをご紹介します。

家は、ほとんどのケースでリフォームせずに売る方が良い

「家を売る前は綺麗にリフォームした方が良い？」
いいえ、ほとんどの場合、売却前にリフォームは必要ありません。

実は、近年中古住宅の購入を検討されている方の多くは、購入後に自分好みにリフォームすることを想定されています。
現オーナーが行う売却前のリフォームの内容は、必ずしも買い手の希望に沿うとは限らず、リフォームを徹底してもなかなか売れないケースすらあります。

また、売却前にリフォームを行った場合、売主はリフォーム費用を売却価格に上乗せしたいと考えます。

しかし、リフォーム前提で物件を探す買主にとって、リフォーム済みの物件は希望に沿わず、相場よりも高くなっている物件は買いづらいです。
それならば、リフォーム前の物件を安く購入し、その費用で自分好みにしたいという方も多いでしょう。

しかし、リフォームしなくてもいいと言っても、目立つキズや汚れは数膳する必要があります。

・結露による黒カビや破れの壁紙の補修・張替え
・フローリングの傷や汚れの補修
・壊れた建具や設備の修理

これらの修理・補修は行うようにしてください。

　

売却時のリフォーム費用は売主負担。必要性やタイミングは不動産会社へ要相談。

売却前のリフォーム費用は売主負担です。
ただし、築年数が長い戸建てやマンションの場合、リフォームするかどうかは慎重に検討する必要があります。

特に一戸建ての場合、経年変化によりリフォームで解決できない問題（例：建物全体の傾き）があると、リフォームしても売却が難しいケースがあり、希望価格での販売は厳しいかもしれません。

お金をかけてリフォームしたのに、思った金額で売れなかった！ そうならないためにも、リフォームの必要性や場所、内容、時期などを不動産会社に相談することをおすすめします。

家をリフォームせずに、高く売るためには？

不動産を高く売るなら、「ハウスクリーニング」がおすすめです。

ハウスクリーニングは物件の価値を高めるものではないため、査定額に直接影響を与えるものではありませんが、物件を見に来た際の購入希望者の印象を向上させ、購入決定をサポートすることができます。

キッチン、トイレ、浴室、洗面所などの水回りは、しっかり掃除をしたい場所です。
水回りは生活感が出やすく、汚れや劣化がしやすいため、きちんとクリーニングを行えば印象アップに繋がります。

また、内覧者が厳しくチェックする部分でもあります。
水廻りに清潔感があれば、「きれいに暮らしている」と、売れる可能性がグッと高まります。

ハウスクリーニングはリフォームよりも低コストで行えるので、効果を考えるとかなりオススメです！
水回りだけでもプロに依頼すると見違えるくらい綺麗になります。
家を売る際は、ハウスクリーニングをするべき？　も参考にしてみてくださいね。

まとめ

・ほとんどの場合、家を売却する前に大規模なリフォームは必要ありません。中古物件を探す人の多くは、購入後に自分好みにリフォームしたいと考えています。リフォーム費用を販売価格に上乗せして価格を上げてしまうと、逆に売れにくくなる可能性があります。リフォームするなら、壁紙や床の汚れやキズ、建具や設備の破損、故障などの修理・修繕・補修をする程度で問題ありません。

・中古物件の取引の多くは、売却後のリノベーションを前提としています。査定前にリフォームを行っても査定額には影響しません。リフォーム費用は売主負担となりますので、リフォームが必要かどうか、必要な場合はどの部分かを不動産会社に相談するとよいでしょう。

・リフォームせずに売却する場合でも、ハウスクリーニングは行うべきです。リフォームよりも低コストで行うことができ、内覧者の印象を向上させることができます。特に、キッチン、トイレ、浴室、洗面所などの水回りはハウスクリーニング会社に依頼するのをおすすめします。

エステートプランでは、北九州・筑豊・京築・福岡エリアでの不動産に関する無料相談を提供しています。売却、処分、税金、住み替えなど、どんなご相談でもお気軽にご連絡ください。