北九州の不動産売却・査定 | 株式会社エステートプラン

不動産売却の知恵袋

住み替えや引越しについて

転勤が決まったら持ち家はどうする?売却か賃貸かの選択肢と考えるべき点

はじめに

こんにちは、エステートプランです!
「持ち家のローンをまだ払っているのに、転勤になった!」
このような場合、持ち家はどうすればよいでしょうか 。
売る? 貸す? とりあえず空き家にしておく?どの方法がベストなのか迷ってしまいます。
今回は、持ち家があるのに転勤になった際の対処法や選択肢、それぞれのメリットやデメリットについても説明していきます。

転勤が決まった際の持ち家は? どんな方法がありますか?

家を持っていて転勤が決まったら、まず考えなければならないのは「単身赴任するか」「家族で行くか」です。どちらを選ぶかによって、その後の住まいの選択肢が変わってきます。

単身赴任で転勤の場合は、持ち家に家族が住み続けられます

単身赴任で対応するならば、残った家族は持ち家に住むことができます。短期で戻る予定の場合や、配偶者の仕事・子供の学校など、家族への影響を考慮する場合は、単身赴任を選択する方もいるでしょう。
家族を残して単身赴任する場合、確認したいことが 2 つあります。

・自宅と単身赴任先の二重生活を経済的に維持することは可能か
・単身赴任に関する、会社からの補助はあるのか

自宅と単身赴任先での二重生活になるため、出費は増えてしまいます。単身赴任先の家賃や生活費を払いつつ、持ち家の住宅ローンの返済も可能なのか検討が必要です。それを知るためには、会社からの補助制度の確認が必要です!
単身赴任先の家賃、自宅への帰省費用について、補助を行っているケースが多いので、ぜひ確認しましょう。
「家賃の半額を補助」「上限〇〇円まで補助」「単身赴任の場合は全額補助」「社宅の手配」「年に〇回分の帰省交通費を支給」など、補助の内容や金額は会社によって異なります。

家族帯同で転勤するなら、売る・貸す・空き家にする

家族帯同で転勤する場合に考える必要があるのは、持ち家をどうするかということ。
たとえば、以下のようなケースや検討すべき点が挙げられます。 

転勤先から戻るか不明ならば売却する → いくらくらいで売却できそうか

賃貸需要が高いエリア・物件ならば賃貸に → 借り手は見つかりやすいか?

1 年~3 年の短い期間で戻る予定なら、そのまま空き家に → 転勤先に住みながら持ち家のローンの支払いは可能か、転勤後の生活や経済状況、ライフプランを考え家族と話し合ってください。

持ち家を売る・貸す・空き家にする際のメリットとデメリット

上記でご紹介した家を売る・貸す・空き家にするという選択肢について、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

持ち家を売却する場合

メリット
・家の管理費用や手間がかからない
・住宅ローンがなくなる
・住宅ローンを超える金額で売却できれば、新生活の資金になる
デメリット
・売却には時間と費用がかかる
・売却金額が住宅ローン残高を下回る場合、自己資金の手出しが必要
・元の地域に戻った時に、再度物件を探す必要がある

売却すれば、管理する手間や費用は不要です。住宅ローンもなくなり高く売却できれば、まとまったお金が手元に残る可能性もあります。買い替えという形で、転勤先で新しい家を購入することも検討できます。
ただし、売却時には住宅ローンの一括返済をする必要があります。もしも売却金額が住宅ローン残高を下回った場合、差額を自己資金から支払う必要があります。まずは査定を依頼してみて、いくらで売却できそうか検討しましょう。

家を賃貸に出す場合

メリット
・家賃収入が得られる
・不動産を所有し続けられる

デメリット
・転勤先の家賃と住宅ローンの二重負担となる
・空室、家賃滞納、入居者トラブルのリスクがある
・リフォーム費用がかかる
・管理、メンテナンスの手間がかかる
・元の地域に戻っても入居者がいる場合は、すぐには住めない

賃貸需要が高いエリアなら、賃貸に出すのも良いでしょう。
家賃収入で住宅ローンの返済ができ、空き家による劣化を防ぐことができます。ただし、空室や家賃滞納、入居者トラブルなどのリスクもありますので、手数料がかかったとしても、信頼できる仲介業者を通して契約を進めたほうがよいでしょう。

賃貸契約には賃借人の希望により更新する「普通借家賃貸契約」と、原則として更新しない「定期借家契約」の 2 種類があります。
転勤から戻りその家に住むことを考えるなら「定期借家契約」で貸し出すことをおすすめします。

また、住宅ローンが残っている家を賃貸に出す場合は、必ずローン契約をしている金融機関に相談してから手続きを進めてください。
住宅ローンはその家に住むことを前提に契約されています。
金融機関に無断で貸し出すと、契約違反として金利の引き上げや一括返済を求められることがありますので、注意が必要です。

持ち家を空き家にしておく場合

メリット
・転勤から戻ってすぐ住むことができる
・家具や荷物などを置いておくことができる
・不動産を所有し続けられる
・売買契約、賃貸契約などの面倒な手続きが不要
デメリット
・住宅ローンと転勤先の家賃の二重負担がある
・空き家にすると劣化が早い
・家の維持管理に手間と時間がかかる
・空き家は住宅ローン控除の対象外となる

1~3 年程度の短期間で戻ることが分かっている場合、空き家にしておこうと考える方は多いです。思い入れのあるマイホームを売却・賃貸にするのをためらう人もいます。

誰も住んでいない空き家は劣化が早いため、定期的な管理が必要です。転勤先から時間をかけて来て家の手入れをし、住宅ローンの支払いも続けなくてはいけません。また、税金の軽減措置である「住宅ローン控除」を受けている方は注意が必要です。
12 月 31 日時点で居住していなければ、住宅ローン控除の対象外となり、税金負担が増える可能性があります。費用や手間を考えると、空き家の活用方法を検討してはいかがでしょうか。

まとめ

・持ち家があるのに転勤が決まったら、まずは単身赴任か家族帯同かを家族で話し合いましょう。単身赴任なら、持ち家には家族がそのまま住み続けることができます。家族帯同の場合に持ち家をどうするかは、売る・貸す・空き家にするという選択肢があります。

・売る・貸す・空き家にする 3 つの選択肢にはそれぞれメリットとデメリットがあります。売却すると住宅ローンがなくなり経済的にも楽になり、賃貸にすれば家賃収入が入り、空き家にするといつでも戻ることができるでしょう。

・転勤しても持ち家を所有し続ける場合は、転勤先の家賃と住宅ローンの二重負担となります。転勤後の生活や経済状況、ライフプランも見据えて、持ち家をどうするか検討しましょう。


エステートプランでは、北九州・筑豊・京築・福岡エリアでの不動産に関する無料相談を提供しています。売却、処分、税金、住み替えなど、どんなご相談でもお気軽にご連絡ください。

PAGE
TOP