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不動産売却の知恵袋

マンションについて

50代からのマンション住み替えで気をつけたいポイント

はじめに

こんにちは、エステートプランです!

子どもが独立して、暮らし方や家族のかたちが変わりはじめるのが50代頃です。このタイミングで「そろそろ住まいを見直そうかな」と考える方も少なくありません。
今回はマンションへの住み替えに注目し、気をつけたいポイントをご紹介します。

50代に訪れるマンション買い替えのタイミング

50代でマンションに住み替える主な理由は、次の通りです。

① 家族のかたちの変化

子どものいる家庭では、50代になる頃に進学や就職をきっかけに子どもが家を出て独立するケースが少なくありません。
子どもが巣立つと、これまで手狭に感じていた住まいも一転して空間が余り、広すぎるように感じられることもあるでしょう。
それでも、使わない部屋の掃除やメンテナンスといった手間は変わらず必要です。
そのため、ファミリー向けの広い間取りから、夫婦ふたり暮らしにちょうどいい広さの住まいへと買い替える方が増えています。

② 相続を見据えた資産整理

不動産は、所有者が亡くなると相続人に引き継がれることになります。
その際に相続税が発生するため、将来の負担を見越して、一戸建てからマンションへ住み替える方も少なくありません。
これは、マンションの評価方法に理由があります。マンションでは建物の敷地を他の住戸の所有者と共有しているため、土地の持ち分は専有面積に応じた割合となります。その結果、一戸建てと比べて土地の評価額が抑えられる傾向があります。
さらに、マンションの相続税評価額は、日当たりや設備の充実度といった市場価値の影響を受けにくく、実際の売買価格よりも低く見積もられることが一般的です。
こうした背景から、マンションは相続時の節税対策として有効な選択肢とされています。

③住み替えに必要な「行動力」

物件探しや引っ越しといった住み替えには、想像以上のエネルギーが必要です。
年齢を重ねるにつれて、家庭の事情や健康状態など、さまざまな要因から「いつかは…」と思っていても、いざ行動に移すのが億劫になってしまうこともあるでしょう。
そのため、将来的にマンションへの住み替えを視野に入れているのであれば、気力・体力ともに余裕のあるうちに動き出すことをおすすめします。
行動しやすいタイミングで検討を始めることが、後悔のない選択につながるでしょう。

50代でのマンション住み替えで気をつけたいポイント

マンションの買い替えは、人生の大きな節目となる選択です。
選び方を誤ると、住み心地や将来のライフプランにまで影響を及ぼす可能性があります。
後悔のない住み替えを実現するために、事前に確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。

① 毎月の管理費・修繕積立金に注意

物件の規模や築年数によっては、毎月の管理費や修繕積立金が予想以上に高くなることがあります。
購入時に支払えそうな金額でも、将来的に値上がりする可能性が十分にあるため、長期的な資金計画を立てることが重要です。
住宅ローンの返済額を抑えたり、相続税対策を講じたりしても、管理費や修繕積立金の負担が重なり、思わぬ出費につながるケースもあります。
そのため、毎月の維持費用についてもしっかりと見極めておくことが大切です。

② 住宅ローンの返済滞納に注意

住宅ローンを組む際には金融機関の審査がありますが、審査に通ったからといって無理のある高額なローン返済計画を立てるのは避けましょう。
定年退職後も余裕を持って返済できるよう、ゆとりある返済プランを立て、できるだけ早めに完済を目指すことが安心につながります。

③ マンションの売買には諸費用がかかる

マンション購入時に見落としがちな諸費用の存在。
物件価格に目が行きがちですが、諸費用も思った以上にかかり、負担が大きくなることがあるため注意が必要です。
特に物件価格が高くなるほど諸費用の金額も増え、だいたい物件価格の5%前後が目安となります。
こうした費用もあらかじめ考慮に入れておきましょう。

まとめ

50代でのマンション買い替えは、注意すべきポイントを押さえておくことで、失敗のリスクを大幅に減らせます。
初めてマンションを購入する方も、リスクを踏まえた計画を立てれば、無理のない物件選びができ、安心して住まいを決められるでしょう。

エステートプランでは、北九州・筑豊・京築・福岡エリアでの不動産に関する無料相談を提供しています。売却、処分、住み替え、税金に関することなど、不動産に関するどんなご相談でもお気軽にご連絡ください。

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